①東京証券取引所(東証)
システムダウンをして世間の注目を浴びました。資産大国日本が誇る証券取引所です。第一部・第二部があります。東証に初めて上場される会社は、上場審査
基準に基づいて審査が行われ、上場承認を経て、原則として市場第二部またはマザーズに上場されます。市場第二部に上場した会社は、申請により一部指定基準
に基づく審査を受けて、承認を経て市場第一部に指定されます。もちろん例外もありますが。
マザーズは、高い成長可能性を有する新興企業に対し、株式市場を通じた資金調達の場の提供を目的として1999年11月に開設されました。
②JASDAQ
ジャスダック証券取引所は、21世紀に創設された最初の取引所です。2004年12月JASDAQは、従来の株式店頭市場から、わが国では約半世紀ぶり
の新しい証券取引所として生まれ変わりました。
1963年に店頭登録制度として店頭市場が創設されて以来、40年以上にわたり日本の新規株式公開し譲渡しての役割を果たしてきました。いまでは、日本
で最も歴史と実績のある成長・ベンチャー企業向け市場として成長・発展してきました。ハイテクIT産業から、流通・製造・サービス業まで多種多様な業種に
おける新規公開を実現してきた功労者とも言えるでしょう。
日本で唯一、マーケットメイク方式とオークション方式で売買しています。
マーケットメイク方式とは、1998年12月に日本で初めて導入されました。マーケットメーカーとなる証券会社が常に売りと買いの両気配およびそれぞれ
の株式数を提示し、提示された条件に合致する注文が発注された場合には、売買を履行する義務を負います。このマーケットメーク制により「投資家はいつでも
売買できる」という県境が提供されています。
③大阪証券取引所(大証)
東証と同様ですが、ヘラクレス市場があります。2000年5月、ナスダック・ジャパンが市場開設しました。2002年12月に市場名が現在のヘラクレス
に変更されています。ベンチャー企業に対しての資金調達の機会を提供する一方、投資家に対して新興企業への投資の場を提供することを目的としています。
④名古屋証券取引所(名証)
東証・大証と同様です。
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