平成18年1月16日の日刊工業新聞に IPv6の記事が載っていたので、忘れないために整理し
ます。
IPv6とは、インターネットの基盤となる通信プロトコル(約束後ごと)の次世代規 格です。現在はIPv4が使われていて、2の32乗個(約43億個)のアドレスの割り当てが可能です。しかし、2009年~2014年ごろに枯渇するとい う予測があり、IP化の急速な進展により枯渇時期が早まるという見方もでてきています。
IPv6では、パソコンに限らず、ネットワークに接続できる家電製品や家庭用品にまでアドレスを設定し、管理することが出来ます。例えば、家の外か ら携帯電話のインターネット経由で自宅の空調機器を操作したりということです。またIPsecという暗号通信を標準で実装しており、端末間でセキュリ ティーの高い通信が可能になります。
日本政府も2008年度にv6に切り替えることを盛り込んでいます。
ただ、v4とV6の間に直接の互換性がないため、現状を無視して切り替えるとデメリットが大きくなります。ただ、ユビキタス社会に向かっており、 v6は必ず必要となってきます。
参考図書
痛快 コンピューター学 坂村 健
マスタリング TCP/IP 入門編 共著
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