株式分割、株式交換、株式移転

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   今日、ライブドアの記事が大々的に出ていました。株式分割は説明不要ですよね。一株を二株とかライブドアの場合、百株とかに分割し発行済み株式数を増やし ます。新しい株が株主の手元に届くのに、時間がかかるため、その間に品薄感が出て、株価が上昇しやすくなります。
 2001年10月施行の改正商法で分割後の一投資単位あたりの純資産額に関する撤廃が規制されました。
   セブンイレブンとかヤフーとかの株を最初から持っていた人は、分割されて、企業価値向上と共に株 価が上昇して、今頃大金持ちでしょうね。

<株式交換>
 ざくっと言うと、お金が要らない会社の買収(M&A)です。自社の株と買おうと思っている会社の株を交換して子会社化します。

<株式移転>
 今回の日経新聞には出てきませんでしたが、これもキーワード。1997年の独占禁止法改正で純粋持ち株会社が解禁になりました。純粋持ち株会社とは、事 業をもたずに、株式所有によりほかの会社の事業活動を支配する会社です。
  それと、同じく1999年施行の改正商法で、株式移転が導入されました。みんなで集まって事業持ち株会社をつくるとき、自社の株をつくろうとしている 親会社に移転することです。それまでは、現物シュssyによる会社設立後の営業譲渡や新規に設立した会社による既存会社に対するTOB(株式公開買い付 け)などの複雑な方法しか認められていませんでした。

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このページは、宝徳 健が2006年1月17日 11:07に書いたブログ記事です。

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