滋賀県も雪がすごく、夕方までに宮津に入る予定なので、少し早めに出て向かいました。名神高速を吹田までおりて中国道から舞鶴自動車道にのり、宮津に行き ました。16時過ぎに着いたのですが、お客様の新年会のため、早めに会場であるホテルに入りました。天橋立ホテルです。温泉もよく、風光明媚です。天橋立 は、夏もいいけれど、雪景色も最高
丹後風土記によると「昔、いざなぎの命が天に通うときに使うはしごが、昼寝をしているうちに倒れて海の橋になった」と書かれています。
丹後半島はこの他にもいろいろな御伽噺や神話があります。奈具社(なぐのやしろ)の天女伝説や、浦島伝説もこの地です。
この地には文殊菩薩が祀られています。
いざなぎの命といざなみの命が日本の国つくりをしている頃、宮津湾には大きな龍が数多く住んでいて、いつも悪さばかりしていました。そこで、おふたり
は、中国の五台山におられる文殊菩薩(智慧の菩薩様)に龍をいさめてもらうことにしました。
日本にこられた文殊菩薩は、千年の間、この島で説法を行いました。さすがの龍たちも文殊菩薩のもとに集まり、教えを聞き、人々を護る神々になるように文
殊菩薩に誓いました。だから文殊菩薩が祀られています。
話しは変わりますが、昔この地に藤原 保昌という人が住んでいて、その人の妻が歌人として有名な「和泉 式部」です。和泉式部は、バツイチです。 この人と結婚する前に生んだ子供が「小式部」です。彼女は情熱的な恋愛歌人として有名で、百人一首にも
「大江山 いくのの道の遠ければ まだ文も見ず 天橋立」(夫の藤原保昌と一緒に遠い丹後に言ってしまった母をしのんで、大江山よりももっと遠い丹 後の国だから、手紙さえもらっていない。母がなつかしい)という和歌があります。
この地にはまだまだたくさんお話しがありますが、それはまたの機会に。
日本は、素晴らしい国です。世界が激変していく中、私たち日本国民はもう一度、このような歴史や神話も含めて、私たちの祖先がどのようにこの国を 作ってきたかを知っていく必要があります。
戦後、アメリカによって「戦争犯罪プログラム(ウォーギルトインフォメーションプログラム)」を押しけられ、日本人は、日本のことはすべて悪だと 教えられてしまいました。結果として、大学教授や政治家さえもが、日本の国を卑下する国になってしまいました。まさにプログラムの成功といえます(皮 肉)。もうそろそろ、精神的に独立国になってもいいのではないでしょうか。
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