だいぶん、ブログをサボってしまいました。サボった理由はご勘弁を。今回は、私が尊敬する故宇佐美史郎氏に受けた教えをご披露します。私自身が忘れないた
めに、氏から教えていただいたことは、定期的にこのブログに書きたいと考えています。
東北の出張に一緒に連れて行っていただいたときのことです。東北から帰ってきて、史郎氏を会社まで車でお送りするときに、夕食時になったので、ラーメン をご馳走になりました。とてもおいしいラーメンでした。
東北の出張に一緒に連れて行っていただいたときのことです。東北から帰ってきて、史郎氏を会社まで車でお送りするときに、夕食時になったので、ラーメン をご馳走になりました。とてもおいしいラーメンでした。
氏が私に問いました「宝徳、うまいか?」 私が答えました「はい、おいしいです」 氏:「なぜ、うまい?」 私:「???」 氏:「宝徳、なぜその
ラーメンはうまい?」 私「おいしいからおいしんのだと思いますが」 氏:「まったくお前はばかだなぁ、バカにつける薬があったら、100万円出してでも
買って、お前につけてやる」 私:「いじめないでくださいよ。教えてください」 氏:「自分で考えろ」 私:「お願いしますよ~」 氏:「お前は、まずい
ラーメンを食ったことがあるか」 私:「あたりまえじゃないですか」 氏:「まずいラーメンを食ったことがあるから、うまいラーメンの味がわかるんだ。い
いか、商売は、人よりも少しだけでいいからうまいラーメンを作り続ける努力をすることなんだ」 私「・・・(感動)・・・」
なんてことはない話ですが、史郎氏は、いつもこのように難しい話を面白く教えてくれました。そしていつも言われていたことが「考えろ、考えろ、な ぜ、お前は考えない」でした。社員でもない私にいろいろなことを教えてくれました。
どこかがちょっと違う。少し違う。すると結果が大きく変わる。少しだけ考え方を変えるだけで、大きく結果が違う。このようなシーンをたくさん見せ ていただきました。
とても懐かしく感じます。会社をやめて独立した後も、定期的に「元気か?」と休みの日の朝早く電話をかけてきてくれました。そして、私が仕事でい ないことがわかると、後で話したときに、とても喜んでくれました。
今、ラーメンを食べたときに、そこまで考えているだろうか? ふとそんなことを考えたので、書いてみました。明日、いつもより少しだけ考える日に してみます。
SS業界に、またあのようなすばらしい経営者が出るのでしょうか?
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