宗像大社

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  私は福岡県の宗像郡というところで少年時代の一時期を過ごしました。そこには、宗像大社という、私がもっとも好きな神社があります。ここは、天照大神様と スサノオ命が「うけい」という神事を行ったときに、天照大神様の子供として生まれた3人のお姫様が祀られています。私なんかは、このことを何の疑いもなく 受け止めているのですが、人に話をすると「神話でしょ?」といいます。神話を作り出した、昔の人の創造力そのものを認めていない言い方です。そういう人に 限って、ギリシャ神話などはよく知っています。???? 日本って、どの国にも負けない文化を持っている国なのに。まあ、古事記などについては、シリーズ で述べることにして、今日は宗像大社。
  田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)の三女神が天照大神様の娘さんたちです。一説では、弟であるスサノオノミコトとの近親相姦で生まれたというものもありますが、それはおいといて。
 海の神様で、昔、この地区で海上交易が盛んだったことから、海路の安全を祈るところだったみたいです。今は海路の船がクルマになって、安全運転の神様みたいに言われています。
 私はここで1週間修行をしたことがあります。朝早く起きて、禊を受けて、お供えをして大祓詞(おおはらえのことば)を読んで、掃除をして・・・。とても楽しい時間でした。
 神道を宗教という人がいますが、神道は宗教ではありません。その証拠に教義経典が存在しません(原始神道は宗教めいたもんのがあったことは否定しません が)。祖先を敬い、太陽や自然を中心とする様々なものに感謝をして、皇室を中心にみなで力を合わせた民族が日本人でした。
 これを言うと「お前は右翼か?」という人もいます。失礼千万! 右翼などという人たちよりも、国家観は私の方がはるかに上です。でも、そういう人に限っ て、英語をありがたがります。いったい何を話すのでしょうか? 私たち日本人はこれから「国家」という観点において、一大転機を迎えます。しっかりと国家 観をもたないと、ただの三流国に転じてしまうでしょう。

 一度神社に行ってみて、ゆったりとした時間をすごして見てください。2千数百年も前の私たちの祖先がすっていた空気と同じ空気が味わえます。理屈 なしに、気持ちがいいですよ。日本全国の全部の神社は行ったことがありませんが、それぞれの地区にはそれぞれの祖先が祀られています。

 月に一度、仕事で宗像大社の近くに行きますが、とても楽しみにしています。

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このページは、宝徳 健が2006年3月28日 07:08に書いたブログ記事です。

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