ドキッとしたこと

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  日経ビジネスの古い記事を見ていたら、平成18年1月30日号に「歯周病と糖尿病の意外な関係」とありました。
 私は糖尿ではありませんが、歯の治療をしている最中なので、ちょっと気になりました。紹介しておきます。
  歯周病は、「口臭のもととなったり、歯茎が腫れたりするちょっとしたトラブル」「悪化すると歯が 抜ける病気」などと考えている人が少なくない。しかし、最近では、歯周病が単に口の中だけではなく、心内膜症は肺炎など、様々な病気の原因になると考えら れるようになってきた。とりわけ、糖尿病や動脈硬化といった生活習慣病とは密接に関係している。
 私は専門家ではありません。記事をそのまままとめているだけですことをご了承ください。

 以前から「歯周病は糖尿病の6番目の合併症」として知られており、糖尿病になると 歯周病になりやすいことが知られていた。ところが、最近の研究では、逆に歯周病が糖尿病を引き起こす原因になることもわかってきた。実は、歯周病になると 歯茎に炎症が起こり、この炎症が生活習慣病を引き起こす。

 歯周病が進むと、歯と歯茎の間に「歯周ポケット」と呼ばれるスキマができて、その部分の歯周組織が炎症を起こす。歯周ポケットの深さ5㎜ほどの中 程度の歯周病では、炎症した部分の面積をあわせると手のひらに相当する大きさになる。ここから歯周病や内毒素が血液中に流れ込み、それらが抗原となって白 血球を活性化し、肝臓や脂肪細胞から様々な炎症成分が分泌される。

 この炎症成分のひとつであるTNF-αは血糖値を下げるインスリンというホルモンの効きを悪くし、糖尿病を引き起こす原因となる。また、炎症成分インターロイキン-6は、肝臓からさらに別の炎症成分CRPを分泌させ、心筋梗塞のリスクも高める。

 しかし歯周病を治療すれば、糖尿病を改善したり、心筋梗塞のリスクを低減することが出来る。実際、糖尿病患者に歯周病治療を行うと、糖尿病自体の 治療法は変えなくても、糖尿病の症状が改善した。また、歯周病治療により血中CRP濃度が下がり、心筋梗塞のリスクが低下した。
 つまり、歯周病の予防により、生活習慣病の危険度を下げることができるのだ。歯周病予防で大切なのは、まず、肥満にならないこと。肥満の人はそうでない 人に比べて、3~8倍、歯周病になりやすいというデータがある。これは、肥満した人の脂肪細胞から前述の炎症成分が大量に放出されるからだ。また、1年に 30箱以上のタバコを吸う人は、非喫煙者に比べて歯周病にある危険度が5倍以上になるという宝庫、苦もある。

 このほは、家族に歯周病で抜歯した人がいる場合は、歯磨きが十分にできない、ここ数年歯科医院で歯のクリーニングをしていない、歯磨きをすると歯茎から血が出るといった人も歯周病になりやすいので注意が必要だ。

 既に歯がぐらついている、口臭や歯茎の腫れがある、糖尿病を患っている人は、すぐに歯周病治療を始めたほうがいい。

(ここからは私の意見)
恐わっ。まじめに歯医者行こっ。

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このページは、宝徳 健が2006年3月 8日 15:48に書いたブログ記事です。

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