これだけ世間を騒がせてるウィニー。新聞やTVでたくさん情報が出ているので、ブログはもういいかなって思っていましたが、やっぱり知らない人が多いので、簡単に説明しておきますね。
ウィニーは、元東京大学大学院助手の金子勇被告が開発しました。ファイル共有ソフトです。利用者
はインターネットを通じて、音楽、映像などをやり取りできます。例えば、聴きたい音楽の曲名を選択すると、別のウィニー利用者が持っているその曲を探し出
して、複製して自分のものにすることが出来ます。
友達と、カセットやCDをダビングしてもらうことと同じなのですが、交換相手が、 ネット上の無数のぜんぜん知らない人ということがポイントです。ですから、音楽等の著作権に引っかかる内容なども平気で無料流出してしまいます。 以前、 米国ベンチャー企業が作成した「WinMX」というファイル共有ソフトがありました。金子被告は、インターネット2チャンネルで、これを超えるソフトを開 発することを宣言して、2002年に無料公開しました。2チャンネルですから、広がるのが非常に早かったのです。「WinMX」のMXの文字をアルファ ベット上をひとつずつずらして「ny」として、「Winny」としました。
2004年ウィニーの普及に目をつけ、その情報伝達力を利用するコンピュータウィルスが登場しました。その中で有名なのが、「アンティニー」とい うものです。パソコンの情報を勝手に引き出してネット上にばら撒くわけです。これがウィニーの機能とあいまって、恐ろしいほどの情報が流出しました。回収 不能です。今わかっているのもは、氷山の一角です。とにかくウィニーを使わないことです。
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