最初に挨拶の仕方が悪かったので、挨拶の練習をしました。すると、研修が終わる頃は、私が研修の中で問いかけると「はい」と大きな声でこたえていただけるようになりました。最後の終了の挨拶は、とても大きな声をいただきました。研修をやっていて一番嬉しい瞬間です。
経営は、ノウハウやスキルだけでは決して向上しないことを断言します。もし、そんなことがあるとしたら、人を傷つけながらの事業でしょう。個々が、最大限に努力して、その力をお互いに使い合うという武士道のシーンが出てきてはじめて向上します。
理美容に限らず、上司から部下への指示は、つい「作業内容」に偏ることが多くあります。内容は、自分で考えてもらうようにして、仕事の価値のレベルを求めることが大切です。そんな話しもしました。
みなさん、ほんとに熱心に受講してくれました。うれしくて、最後の挨拶のときは涙が出そうになりました。理美容業界は、他の業界のようにチャネル キャプテン(流通で主導をとる会社)が存在しません。メーカーも自分の利益だけを追求しています。ですから、サービス業としてのレベルが育っていません。 ですが、潜在的な可能性はとても高い。なぜなら、こんなに熱心だからです。
2ヶ月に1度、遠い遠い帯広に感動をもらいに来ています。
みなさんに、感謝申し上げます。私ももっと力をつくせるようにします。
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