憲法記念日

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  今日は、憲法記念日です。真の独立国家となるべく、現在の日本国憲法改正を国民レベルで論じる時代が来ていますが、その前に、今の憲法をじっくりと知るこ とも大切でしょう。敗戦により占領されたわが国が、先人たちの知恵と努力により、独立し、GHQの力になんとか抵抗を試みながら成立させた憲法です。
  憲法前文を載せておきます。前文とは憲法の理念です。憲法改正の際に私たち国民がこだわる部分でもあります。
 それと、常識ではありますが、日本国憲法の三本柱は、①国民主権、②基本的人権の尊重、③平和主義です。

日本国憲法
 日本国民は、正等に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自 由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲 法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民が これを享受する。これは、人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除す る。
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの 安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある 地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

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このページは、宝徳 健が2006年5月 3日 16:05に書いたブログ記事です。

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