昨日紹介しました。「安岡正篤氏 一日一言」の6月4日です。
敬という心は、言い換えれば少しでも高く尊い境地に進もう、偉大なる物に近づこうという心である。したがって、それは同時に自ら反省し、自らの至らざる点
を恥じる心になる。省みて自ら懼れ(おそれ)、自ら慎み、自ら戒めてゆく。偉大なもの、尊きもの、高きものを仰ぎ、これに感じ、憧憬レ(あこがれ)、それ
に近づこうとすると同時に、自ら省みて恥ずる、これが敬の心である。東洋では等しくこれを道と言う。
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