以前は、安岡正篤先生の一日一言を紹介しましたが、今回は、中村天風先生のものを紹介します。7月3日、つまり本日のタイトルは「人生の不幸の原因」。私は、サラリーマンを辞め、独立して、世の素晴らしい経営者には笑われるかもしれませんが、以前よりすこ~しだけ、努力しました。経営や人間をどう高めるかという自問自答をするために、本もすさまじく読みました。知識を高めるための勉強は役に立たないことも知りました。人間の魂を磨くために勉強や仕事をするのだということに気づきました。この魂を磨くために得たものを「知識」ではなく「胆職(たんしき)」というそうです。
まだまだ、ようやく「気づいた」「わかった」段階です。これを「できる」団塊に高めるために日々精進していきます。
では、天風先生の今日の言葉をそのまま書いておきます。
まだまだ、ようやく「気づいた」「わかった」段階です。これを「できる」団塊に高めるために日々精進していきます。
では、天風先生の今日の言葉をそのまま書いておきます。
人生の不幸というようなものは、他から降ってわいてくるように、自分の人生に飛び込んでくるもんじゃないんだ。いつもよく吟味してみると、人生の不幸というものは、自分が知る知らざるとを問わず、自分自身が原因となっているという内的事情が発見されます。この内的事情を発見しないと、何か思わざる不幸が出てくると、その原因は他にありと考えてしまい、その不幸に処する場合に、自己に責任概念がないから、どうしても自分というものをその不幸の淵から救い上げることが出来ないという、ひどい結果がきてしまう。
【所感】
だいだい、ブツブツ不平不満を言っている出来事を、あとからよく見てみると、すべて自分の力不足からきています。
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