仕事の完成よりも仕事をする人の完成

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  本日は、自分自身に言い聞かせることも含めて書きます。私自身も小さな会社ですから、愛する社員がいます。会社とは、ただ売上や収益を確保するだけではなく、仕事を通じて自分・社員の人間を、人間の魂を磨くことを常に考えておく必要があります。なのに、仕事のレベルのみをいつも指示したりしてしまいます。

  この仕事をすることによって、その人間をどのように成長させようかと常に考え、仕事をする人間を完成に近づける努力が必要です。それが、仕事の完成レベルを指示すると、指示された人間は、その完成レベルの中で、自分の現在の能力に応じて仕事をやろうとします。

 この状態では、会社の実力は決して向上しません。

 仕事とは、自分の思い通りに行かないことから、自分を磨くには最適な修行だと考えています。本日、社内会議をしていて、すばらしく仕事を遂行してくれようとしていた社員にあいまいな要求をした自分をすごく反省しました。

 仕事をする人間の成長をつねに念頭におきたいと考えました。

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このページは、宝徳 健が2006年7月10日 18:16に書いたブログ記事です。

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