前にも書きましたが、ものごとがうまくいかないあるケースがあります。
①これをやった方がいいんじゃないですか?
②あれはああいうところに問題点があるのでは?
とか、よい本を読んだり、よい研修を受けたりすると、
③そうそう、あの人、こうだよね。
④あっ、彼にこれあてはまる。注意しなきゃ。
①これをやった方がいいんじゃないですか?
②あれはああいうところに問題点があるのでは?
とか、よい本を読んだり、よい研修を受けたりすると、
③そうそう、あの人、こうだよね。
④あっ、彼にこれあてはまる。注意しなきゃ。
などなど、他人事の思考や発言がでている時には、物事は100%うまくいきません。人間は他人を変えることができません。自分しか変えることが出来ません。なのに、人のことばっかり気にしているからです。これを「三人称状態」と言います。」
物事の成就は、自分の小ささを認めることからはじめるそうです。ですから、
●ああ、自分にはこういうところがあるな。では、こうしていこう。
●うん、これは自分に当てはまる。このように習慣を変えよう。
1人称表現が出てこないといけません。
ある研修で、自分のよいところを10個、悪いところを10個列挙してくださいと申し上げたら、ほとんど人が書くのに非常に苦労をしていました。
そこで、「では、あるスタッフの良いところ・悪いところをそれぞれ10個書いてください」とテーマを変更したら、あっと言う間にほとんどの人が書き上げました。特に悪いところを書く速さはすさまじいものでした。
人間は、「自分のことばかり考えて他人のことをよく見ている」存在です。でも、経営者・リーダーは、少しでいいから「自分のことを良く見て、他人のことを考える」存在になりたいものですね。常に一人称が大切です。
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