成功者型思考と敗北者型思考

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   最近、ある本を読んでいるとこんな話に出会いました。ある40代の人が事業で失敗して、とんでもない借金を抱えてしまいました。もう死のうと思い、最後に 尊敬する人に会いに行きました。その尊敬する人はかなりご高齢です。そして事業で成功をおさめていらっしゃいます。
   会った瞬間に、その尊敬する方から、「おい、お前、死のうと思っているだろう」と言われたそうです。事業を失敗ことなど何も言っていないのに。そし て、事情を説明した後、こう言われたそうです。「いいなぁ、お前、代わりたいなぁ。今、いくら事業が成功していると言ったって、オレはもうこの年だ。お前 の若さがあったら、どんなに苦しくてもそれを乗り切って見せるけどなぁ」。

 その言葉を聞いた、この40代の人は、その後懸命にがんばって、困難を乗り越え、事業を次々と成功させていったそうです。

 この、ご高齢の方の若い頃の話があります。友人二人と東京に出てきて、「水売り」に出会いました。もう一人の人は、「なんだ、東京は、水まで買わ なくてはならないのか」と田舎に帰ってしまいました。このご高齢の方は、そのとき「これはおもしろい。東京は水でさえ商売になるところなのか。これは面白 い」と考えたそうです。

 人間という物は、敗北者型思考では決して成功しません。読みながら、うなってしまいました。

 この本は、桐山さんという人が書いた「さあやるぞ 必ず勝つ」という本に載っています。是非一度お読みください。その本の各章の最後にはこの言葉 が必ずあります。

「さあ、やるぞ。
必ず成功する。
必ずうまくいく。
絶対に勝つ」

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このページは、宝徳 健が2006年10月25日 10:45に書いたブログ記事です。

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