次の一手

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  前にも一度書きましたが、最近特に感じるのでまた書きます。将棋の話ですが、仕事とも、人生ともものすごく関係が深い。
 3年前から、息子と、将棋を始めました。通信教育です。子供は、右脳が発達しているので、上達が速く、もう、今では、私では相手になりません。10回 やって、一回勝てればいい方です。でも、将棋というものを、ほとんど知らなかった(駒の動かし方ぐらいは知っていましたが)私に、新たな可能性を教えてく れた、息子と将棋にはとても感謝しています。
  将棋の訓練に「次の一手」を考えるというものがあります。ある状況で、次にどんな手をさせば良いかを考える訓練です。単純なようでものすごく難し い。先日、アマ5~6段の問題をふたりで解いていましたが、もうどう考えても、先手の負けの手が、まだ勝てる手があるいうのです。

 また、将棋をやっていて、序盤にどんどん負けていても、あきらめずによく考えて、一手を効果的に打つと、一気に逆転することがあります。逆に、どんなに勝っていても、安心できません。安易なこちらの一手や、効果的な相手の一手で、一気に形勢が逆転されてしまいます。

 仕事や人生もそうなのでしょう。どんなに順調にいっていても、安心してしまうとだめになることが多々ありますし、どんなに逆境にあっても、こつこ つと努力を続けることで、順境に変化することがあります。そんなことを、将棋をしながら、思い返しています。以下、二つの言葉を紹介して、自分の戒めとし ます。

順境にて悲観し、逆境にて楽観する
敗事は多く得意のときにあり、成功は常に辛苦のときにある


昨日の握手は1回。今日の握手は0回です。今年の合計7回です。

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このページは、宝徳 健が2007年1月 6日 20:59に書いたブログ記事です。

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