う~ん、この孫子の兵法は、読めば読むほど、人生訓となる。これは、経営者は知っておいて損はない。たとえば、企業を改革するときに、社員と一体となって
進めることは当然のことですが、それまで、適切なマネジメントが行われていないと、社員を味方にすることからはじめなければならないことが多々あります。
そのときに、経営者の強権で実施ても絶対にうまくいきません。孫子の兵法をよくみて、社員に接することもひとつの兵法。そんなことを考えた今週でした。で
は、1月1~1月6日までに私が暗唱したものです。
1.利して、これを誘い、乱して、これを取る
敵をえさでつり、混乱させて勝つ
2.実にして、これに備え、強にして、これを裂く
敵に実力があるなら、備える。敵が強力であるなら、避ける。
3.怒らせて、これをみだし、卑く(ひくく)して、これを驕らす
怒らせて、敵に冷静な判断をできなくさせる。へりくだって、敵を天狗にさせる。
4.佚(いつ)にして、これを労し、親にして、これを離す
元気なら、疲れさせる。仲良しなら、仲たがいさせる。
5.その無備を攻め、その不意に出ず
敵の無防備なところを攻め、不意をつく
6.多算なれば勝ち、少算なれば勝たず
しっかり勝算をはかっていたら勝つ。おざなりに勝算をはかれば負ける。
1月7日から、次の作戦編になりますので、来週一緒に書きます。
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