では、かいつまんで紹介しておきます。
結局考えるという言葉を翻訳すると、それは「考えない」ということにほかならない。まず、この現状を見抜かなければいけない。
考えることができない理由は以下である。
①学校教育のツケ
覚えること、記憶することに大学までの十六年間を費やしてきたことで、考えることが苦痛になり、すぐに答えをほしがる体質が出来上がっている。本当の勉学ではなく、試験のための勉学に終始している。
②分かっちゃった世界の住民
ビジネス経験を三年もすると、仕事のことはだいたい分かった気になる。目をつぶってもできると錯覚してしまう。
③否定語の達人
「時間がない」「人がいない」「予算がない」「以前やったが失敗した」「どうせ上の思いつき」「余計な仕事はやりたくない」・・・ビジネスマンは一日に
だいたい二十回もの否定語を使っている。そこまで繰り返していれば、誰もが「否定語の達人」になってしまう。ベテランといわれる人ほど、否定語の達人であ
る確率が多い。
④他責の名人
自分の責任から逃れる最高の方法である。他人の責任にすればいい。他部門を悪役にすれば済む。お客様が悪いといえば、誰も追及できない・・・。言い訳として使える理由は限りなくあり、手抜きにつながる諸悪の根源である。
⑤目標設定が低い
楽に達成できる目標は、頭を使う必要がない。いい知恵は困らなければ出てこない。低い目標を考えているふりをしていればいい。
ああせいこうせいと部下に口うるさく言う前に、まず、自分を磨き、実践してみせる。高い目標を次々とクリアしつつ、仕事を百倍楽しむ姿を部下に見せる。それが本当のプロのビジネスマン。
では、どうすれば、考えることができ、唯一無二の自分をうちが照るための糧となるか。
1.ここまでのことを念頭に、今年一年の自分の課題を書き出してみる
例)
①目標達成の保証
②仕事の質の変革
③上司を満足させる
④時間管理の工夫
⑤仕事の効率化
⑥部下指導の一歩前進
⑦コミュニケーションの改善
⑧戦略思考を磨く
⑨ゆとりのある毎日
⑩自己啓発をさらに進める
2.これらの課題に対し、十の必殺技を命名する(中身はこの時点ではいらない)
知恵が出る仕組みが大切
例)
①目標達成の保証→常識覆しの術
②仕事の質の変革→一石五鳥の術
③上司を満足させる→坊主めくりの術
④時間管理の工夫→変幻自在の術
⑤仕事の効率化→効率百倍の術
⑥部下指導の一歩前進→必殺六連発の術
⑦コミュニケーションの改善→先手管理の術
⑧戦略思考を磨く→ドラえもんの術
⑨ゆとりある毎日→珈琲道の術
⑩自己啓発をさらにすすめる→名参謀活用の術
3.具体策を深める
毎日三十分の時間を確保し、上記の必殺技をチャートに従って研究します。(チャートがほしい方は宝徳までメールください)。
部下指導とは、「自分指導」にほかならない。部下は、上司の姿を見て育ちます。上司の「言うこと」ではなくて、「やっていること」から学ぶという事実の認識が大切。
決意し、実行することと締めくくってあります。
面白そう。今の、ルーティンを早く習慣化させて、次のルーティンの設定のときに、これをいれよっと。
昨日の握手は2回。これで今年11回の握手。3千回の握手をすることに目標変更。あと、2989回。今日は、たくさんの人と会うから楽しみです。
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