話を戻しますが、お客様の社員の方々と語っているときはほんとうに楽しい。
よく、早期の収益アップをご要望される方が多くいらっしゃいます。もちろん、大切なことです。義だけでは、人は動かず、利を求めなければなりませ ん。私も経営者のはしくれですから、資金というものがどんなに経営を苦しめるかは知っています。ただし、このような短期的な動きをしている会社は、いつ も、短期的な対処両方を施していくこととなります。二宮尊徳翁が「遠きを図るものは富み、近くを図る者は貧す」とおっしゃっています。この遠きを図るため にはどうすればいいか。
人、すべて人。人を育成するしかありません。経営者の現場感覚とは、現場の仕事をするのではなく、働く人にどっぷりと浸かること。つまり、人間浴 をすることです。いろいろな人間はいるでしょう。最初は、あまり気持ちのよい、入浴ではないかもしれません。でも、浸かれば浸かるほど、その居心地の良さ は、何ものにもかえがたいものとなるでしょう。
もっと、人間浴がしたい。そして、新年会のホテルで味わった、あの素晴らしい温泉よりも、もっと素敵な人間浴を今、一緒に働いている仲間としてみたい。そんなことを考えたこの数日間でした。
昨日の握手は34回。これで合計95回。3000回と思っていましたが、考えてみると一日10回弱ですよね。5人の人にあったら、すんでしまう。目標の上方修正。5000回に変更。どんどん目標を上方修正して、一年間で10000回の握手ができる、人間になりたいな。
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