予防接種の保障制度

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  平成19年1月14日の日経新聞に興味深い記事が載っていました。紹介しておきます。全然知りませんでした。
 病気を防ぎたいために、予防接種を受ける人はたくさんいると思います。ただ予防接種ではごくまれに副作用で重い障害が残ることもあります。数万から数十万・数百万にひとつという確立で。そのな時に救済制度があるそうです。
  予防接種には、予防接種方に基づく定期接種と、個人の判断で接種する任意接種の二種類があり、さ らに定期接種は努力義務のある「一類疾病」と努力義務のない「二類疾病」に分かれます。このうち定期接種での健康被害は、同法が規定する「予防接種健康被 害救済制度」の対象となります。その他結核予防もあります。

【主な予防接種と救済制度(健康被害発生時の救済内容です:平成18年1月14日時点】
Ⅰ結核予防(BCG 6ヶ月未満やむ得ない場合1歳まで)

Ⅱ 定期接種
1.一類疾病
(1)DPT(ジフテリア・百日咳・せき・破傷風 1期:3~90ヶ月未満、2期:11~13歳未満)
(2)MR(麻しん、風しん 1期:12ヶ月~24ヶ月未満、2期:5~7歳未満で就学前の1年間)
(3)ポリオ(3~90ヶ月未満)
(4)日本脳炎(積極的勧奨を中止)(1期:6~90ヶ月未満、2期:9~13歳未満)

2.二類疾病
 インフルエンザ(65歳以上の高齢者、60~65歳未満のハイリスク者)

●Ⅰ・Ⅱの予防接種健康被害救済制度
☆医療費:自己負担
☆医療手当:月33800円~35800円
☆障害児養育費年金
 1級:年153万1200円(在宅は236万7800円)
 2級:年122万5200円(在宅は178万3000円)
☆障害年金
 1級:年489万7200円(在宅は573万3800円)
 2級:年391万5600円(在宅は447万3400円)
 3級:年2937600円
☆死亡一時金
 4280万円
☆葬祭料
 19万9000円

Ⅲ任意接種
1.6ヶ月以降のインフルエンザ
2.おたふくかぜ(1歳以降)
3.水ぼうそう(1歳以降)
4.肺炎球菌(2歳以降)
5.B型肝炎(2ヶ月以降)
6.Hib(インフルエンザ菌B型 2ヶ月以降)

☆Ⅰ・Ⅱと同じもの
 医療費・医療手当・障害年金・遺族年金・遺族一時金・葬祭料

☆Ⅰ・Ⅱと違うもの
 障害児養育年金
  1級:85万800円
  2級:68万400円

昨日の握手35回  今年233回

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このページは、宝徳 健が2007年1月16日 06:00に書いたブログ記事です。

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