携帯を新しくした

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  私の携帯には、一日に200本以上のメールが、一緒にお仕事をしているみなさんから入ってきます。いろいろなメールがあってとっても面白い。様々な工夫を 入れてきてくれる人、言われたとおりに目標だけ入れてきてくれる人、数字だけ入れてきてくれる人。その人やその現場のことがとてもよくわかります。でも、 内容がいいとか悪いとかではなく、毎日入れてきてくれることをとても感謝しています。このようなことが習慣化することはとてもいいことです。
 これくらいたくさんのメールが入るので、前の携帯電話が、頻繁にフリーズするようになりました。そこで、携帯を新しくしました。携帯が新しくなると、なんだか、いつも、とてもうきうき。でも・・・。
  同じメーカーの機種に変えたのに、変えた当初は四苦八苦。ほんの少しの機能の違いでもストレスを感じてしまいます。それを乗り越えると、新しい機能を克服した、前よりも携帯をうまく使いこなせる自分ができあがります。

 何でもそうです。新しい分野に入り込もうとすると、そこは未知の世界なので、非常にストレスを感じます。例えば、私は商業系の私は、ITコーディ ネーターというIT系の資格を受けるために、研修に行ったときに、今まで味わったことのないようなストレスを感じました。一枚の紙とテーマを与えられ、そ こにそのテーマに関してまとめるように言われました。生まれて初めてです。何を書いたらいいかわからない状態を味わったのは。でも、必死になって、まった く間違っているだろう答えを一生懸命書きました。すごく恥をかきました。

 これがとても良い勉強になりました。というか、これが勉強なんだなぁと感じました。

①私たちは、学校教育で用意された答えを出す勉強を強いられてきました。ですから、考えようとせずに、すぐに答えを求めます。また、考えようとせず に、すぐに、答えを教えてもらおうとします。このような教育を受けてきた結果、未来は変えられない、未来は変わらない、未来の答えも誰かに用意して欲し い、と考える人がたくさんいます。でも、実際には、正解は自分でつくり出すことが人生です。未来を創造していくために苦しむことが人生です。

②答えを求めるがゆえに、自分が経験したことのない分野に足を踏み入れると「あっ、私はこれは苦手」「私にはこれはできない」と、せっかくのチャンスを逃がしてしまいます。

 ことばをまったく知らない赤ちゃんが、言葉を知らないからと言って「あっ、私はこれは苦手」「私にはこれは無理」と考えるでしょうか?素直に言葉と対峙して、素直に受け入れて、話せるようになります。

 私は、今も、クライアントさんから新たな課題を与えられたときに、それを勉強すると、ものすごいストレスを感じます。乗り越えるのが私たちの仕事ですから、克服はしますが、大人ってだめですね。

 もっと、素直に、「ストレスを感じるのは当たり前」「楽しいな」「覚えたいな」と感じながら、何度も何度もチャレンジする精神が必要なのでしょう。

 飯を食って、成熟したただけの「大人」にならず、成長を志向し、人と成る「成人」となるために。

 昨日の握手 18回  累計 428回  5000回いけそう。うれしい。

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このページは、宝徳 健が2007年1月29日 06:00に書いたブログ記事です。

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