戦略は細部に宿る(2月20日の日誌)

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   ルーティンは12個達成。握手は26回で累計698回。もっと握手のペースを上げないと。昨日は、ある会社の来期計画の準備検証を行い、そのまま幹部のみ なさんと丹後半島の網野というところに慰労会で来ています。とってもおいしい旅館です。今日は、6時過ぎの電車で大阪に戻ります。免停明けの免許を取りに いってから事務所に行きます。長かった~。
 事務所で一日仕事して、夜は、社員との食事会。久しぶりです。最近、事務所にいることが少ないので、連れて行く回数が限られていて申し訳なく思っています。楽しみです。
   表題の「戦略は細部に宿る」は、竹中平蔵氏が講演会の中で述べられていた言葉です(竹中平蔵氏の講演会を書いた私のブログ参照)。パッションと戦略は細部に宿る。このふたつの言葉を私はとても気に入りました。

 昨日は、4月から始まる計画の準備が進んでいるかどうかの検証会を行いました。行動具体策を実施はしてくれていましたが、それが何のために行われ ているか、また、実施したことをどう検証しながら成長を志向しているか、これを実施するために、他の何が必要か。期日と数値はどのように追っていくかなど の細かい検証の仕方が不足していました。

 また、経営理念が3つの言葉で表されているのですが、それを各項目の中で吹き込もうとする意識が少ない。

 経営理念と言うのは、企業の最大の差別化戦略です。同じ業種であっても、企業が実現したい姿の思いは違います。ですから、経営理念を実現すること 自体が、戦略なのです。これを意識している経営が非常に少ない。私がかつてお世話になった、出光興産も同じです。第二の定款として「真に働く姿を顕現し、 国家社会に示唆を与える」がありますが、今はどこにいったことやら。

 この経営理念を絶対に実店するんだという経営者、経営幹部の「パッション」が何よりも大切です。

 そして、その経営理念がひとつひとつの仕事を実行するときに、細部に宿っていく。また、細かな実現に向けての項目が、経営理念をバックボーンに細部にわたって準備されている。

 そしてまた、それを実行するときに、実行する幹部の燃え滾るようなパッションを持ったマネジメント。これからが、繰りかえられたなら、外部環境には環境なく、企業は繁栄します。

 この大原則を忘れて手法に走るケースがたくさんあります。
 私自身も、自分の会社で、これに気をつけます。

 さあ、今日も精一杯命を使って生きていこう。

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このページは、宝徳 健が2007年2月20日 05:16に書いたブログ記事です。

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