格差問題

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  焦点のさだまらない非常にくだらない議論が国会の中で起きてきています。当初は国民の期待を集めた民主党も、政敵に対する議論をむりやりひねくりだすだけなら、永遠に政権などとれないでしょう。
 格差という言葉はどこに焦点が当てられているのでしょうか?
  みんなで貧しいポジションになることで格差を是正しようとするのでしょうか? であれば、戦後世界を荒らしまくった、モスクワコミンテルンの共産主義や天皇制を行っているだけで、共産主義と同じことを唱えている右翼となんら代わりがありません。ましてや、みんなで、貧しくなって、格差をなくそうなんて、国民が受け入れるわけありませんして、中国やロシアの思う壺です。
 では、みんなで裕福になることで格差を是正しようとしているのでしょうか? それとも、20年前のように、一億総中流階級で格差を是正しようとしているのでしょうか? 全然わからない。

 そもそも、わが国は資本主義国です。それも、欧米と違って、とても社会主義的な結果平等思想が入った資本主義国です。資本主義国であれば、格差は当然おきます。それが、これまでは、社会主義的な結果平等思想で補っていたのですが、この社会主義的な結果平等思想が制度疲労を起こしているから改革が必要だと叫ばれているわけです。

 社会的な弱者は、国民みんなが守っていく。これは当然です。しかし、努力した人と努力しない人の報われる格差がないなんてこんなおかしいことをしていれば、国自身がおかしくなります。

 マスコミは、いたずらに、意味のない政事論争をあおる不埒なことをしてはいけない。マスコミは勉強不足です。かろうじて産経新聞のみがこのもんだいでは、正しい見解を示しています。

 国民は衆愚になってはいけない。いたずらにマスコミの論調に載せられてはだめです。民主主義は国民が支えているのだから。

 それよりも、本来の日本の人と人とのかかわりの理念を思い出し、弱者にはそっと手を差し伸べる意識をひとりひとりが持つことが大切です。教育勅語を再度見直したい。

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このページは、宝徳 健が2007年2月28日 04:01に書いたブログ記事です。

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