本の言葉と自分の生き方を検証する

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  同じく稲盛和夫氏の「生き方」からです。今日は66~67p。ちょっと略を入れながら書き出してみます。書簡はその後。

【文中より】
 私があまり才子を買わないのは、才子というのは往々にして、今日をおろそかにする傾向があるからです。、才子はその才知ゆえになまじ先が見えるから、つ い、今日一日をじっくり生きる亀の歩を厭い、脱兎のごとく最短距離を行こうとする。しかし、功を焦るあまり、思わぬところで足をとられることも、また少な くありません。
  京セラにもこれまで、優秀で利発な人間がたくさん入社してきましたが、そういう人に限って、この会社には将来がないと辞めていきました。したがって 残ったのは、あまり気の利かない、平凡で、転職する才覚もない鈍な人材ということになる。しかし、そのどんな人材が十年後、二十年後には各部署の幹部とな りリーダーとなっていく。そういう例もずいぶん見てきました。
 彼らのように平凡な人材を非凡に変えたものは何か。一つのことを飽きずにもくもくと務める力、いわば今日一日を懸命に生きる力です。また、その一日を積み重ねていく継続の力です。すなわち継続が平凡を非凡に変えたのです。
 安易に近道を選ばす、一歩一歩、一日一日を懸命、真剣、地道に積み重ねていく。夢を現実に変え、思いを成就させるのは、そういう非凡なる凡人なのです。

 ただし、継続が大切だといっても、それが「同じことを繰り返す」ことであってはなりません。継続と反復は違います。昨日と同じことを繰り返すので はなく、今日よりは明日、明日よりは明後日と、少しずつでいいから、かならず改良や改善を付け加えていく。そうした「創意する心」が成功へ近づくスピード を加速させるのです。


【所感】
 鍵山さんと同じことをおっしゃっています。凡時徹底。私は、ルーティンが出来るようになりました。っと、誤解していました。毎日継続はしていたけど、反復はしていなかったかも。もう一度自分を見直します。

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このページは、宝徳 健が2007年3月23日 04:50に書いたブログ記事です。

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