企業の経営力強化を支援しているときによく出会うことがあります。それは、問題点に視点を集中させすぎていること。
もちろん、問題点を解決していくことは大切です。でも、問題点に集中するあまり、機会を見逃しているケースがたくさんあります。
もちろん、問題点を解決していくことは大切です。でも、問題点に集中するあまり、機会を見逃しているケースがたくさんあります。
どんな大きな企業でも、どんな優秀な企業でも、問題点がない会社など、あるはずがありません。それが、必要以上にナーバスになって、問題点に集中し、会社全体を重苦しい雰囲気にすることは会社にとって大きな損失です。
どんな企業にも問題点があるのと同様、機会もどんな企業にも存在します。しかし、このチャンスを活かすこととができる企業がとても少ない。問題点に集中しすぎてしまっていることが大きな原因です。
問題点に集中しすぎる会社は、問題点を経営者の気に入るように解決してくれる社員が重宝がられます。えてしてそのような社員は官僚思考がとても強い。結果として、重苦しく硬い会社になります。チャレンジ精神が否定されるからです。
問題点を課題に変換し、その中からチャンスを見つけ、チャンスに対応していく。とても大切な思考です。さあ、今、あなたの周りには、どんな機会が潜んでいますか?
この問に答えられる経営者は少ないのが事実です。あなたの周りにはどんな問題点が潜んでいますか? これには、みんな即座に答えます。
機会への集中。考えてみてください。
コメントする