本の言葉と自分の生き方を検証する

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   ひよこクラブ必須読書、稲盛和夫氏の「生き方」。今日は、p89~91「世の風潮に惑わされず、原理原則が死守できるか」です。
  

本文抽出「原理原則に基づいた哲学をしっかりと定めて、それに沿って生きることは、 物事を成功へと導き、人生に大きな実りをもたらします。しかし、それはけっしておもしろおかしい楽な道ではありません。哲学に準じて生きるということは、 おのれを律し、縛っていくということであり、むしろ苦しみを伴うことが多い。ときには「損をする」こともある苦難の道を行くことでもあります。・・・(中 略)・・・
 ただ、長い目で見れば、確固たる哲学に基づいて起した行動は決して損にはならないものです。・・・(中略:バブル期の例が書いてあります)・・・
 京セラには、それまで営々と蓄積してきた多額の現預金がありましたから、それを不動産投資に回さないかという誘いをずいぶん受けました。なかには、私が その「うまみ」を理解していないかのように思ったのか、儲けの仕組みを懇切ていねいに教えてくださった銀行の人もいました。
 しかし私は、土地を右から左へ動かすだけで多大な利益が発生するなんて、そんなうまい話があるはずがない。あるとすれば、それはあぶく銭であり、浮利にすぎねい。簡単に手に入るお金は簡単に逃げていくものだ。・・・(中略)・・・

 「額に汗して自分で稼いだお金だけが、ほんとうに利益なのだ」      

【所感】
 会社を創立して、すぐはそれなりに収入があったのですが、あるとても苦しい一時期、すぐにお金が手に入る方法はないか、ばかり考えていました。苦しくて 苦しくて仕方がありませんでした。お金になるからといって、やりたくない仕事まで引き受けていました。あとで、とんでもないしっぺ返しをくらいました
 もう、絶対にやってはならない。そのためにも、今、このときの仕事を大切にしていきます。


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このページは、宝徳 健が2007年4月12日 05:39に書いたブログ記事です。

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