「できないことがあったとしても、それはいまの自分にとってできないだけであって、将来の自分になら可能であると未来進行形で考えることが大切です」
これは、常に考えていることです。あれも、これも、と考えすぎる欲張りではありますが、できないことができるようになりたいと常に考えています。しかし、
p62の「もうダメだ、無理だというのは、通過点に過ぎない。すべての力を尽くして限界まで粘れば、絶対に成功するのだ」というここが問題。もうだ
めだ、無理だというとことまで、突き詰めることをすべてのことにおいてやっているかというと、疑問です。通過点まで来ていない。確かに、「あ~、これだめ
かもしれない」ととことんやったときに思ったことはたいてい成功している。
又、こういうことを考えず、あれこれ手を出すクセもあらためないと。一つの物事に着手したら、それがすんなにうまくいくはずが無いのだから、この「もうだめだ」という通過点を通ることをしっかりと意識しながら、着手していくことである。
ひとつひとつに緊張感をもって接していきたい。
本は、常に読んでいないと、こういうことばで自分を検証できなくなる。特に、調子の良いときが危険です。調子が悪いときは、必死になって何かを探すの
で、常に自分を検証しています。でも、調子の良いときは、それが出来ていないことが多い。「順境にて悲観し、逆境にて楽観する」。
まさに、この本は「生き方」である。
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