6月の社員への手紙

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   毎月、給料日にあわせて社員に配布している手紙を今月もこのブログで紹介します。ちょっとはずかしいけど、経営は極力オープンにしないと鍛えられません。自分が書いたものを公表することは、世間に約束することにもなります。
                                                                                                             平成19年5月25日
みなさんへ
                                                         ボス

               よい習慣を身につける(6月の手紙です)

 6月です。四半期が終わります。三ヶ月間で何か成長したでしょうか? 会社も個人も。会社としては、よいクライアントが増えています。私個人としては、ブログと手紙が習慣化してきました。あとは、他のルーティンも習慣化・自動化していくし「躾」を自分に課していきます。そして、期日目標も。1週間、1ヶ月がきちんと自分の頭の中でイメージ化できること。これが私の当面の生き方の目標です。遅くても7月までにはこれができるようになります。そのために、今、毎朝、毎晩瞑想しています。

 目標を持って生きないことほど貧相な人生はありません。この世の中で、一つだけ、誰にも曲げられない事実があります。生まれてから、日一日と死に近づいているということです。つまり、命を削って生きているということです。日一日がただ、消化される時間となってはいけません。せっかくの命を削っているのですから、魂を磨いていかなくてはなりません。

 では、どうすればいいか。私のブログの「本の言葉と自分の生き方を検証する」の「人に長たる者の人間学」は是非、読んでおいてください。人間としてのあり方を追求して行く学問が「人間学」です。知識や技術は「末学:時務学」です。私たちは、教育で末学ばかりを学んできました。だから、とても人間が弱い。また、デジタル時代になって、アナログ力が極端に落ちています。ITの知識をいくら知ったところで、使う人間が弱ければ、そんなもの何にもなりません。
 コンサルティングをしていても、手法ばかり追求して、「人間学」を追及しない会社は、成長に限度があります。

決めたことを繰り返し繰り返し行う強さ。まず、これを養いましょう。目標を持たないと、「やることを決めること」ができません。目標に期日を入れないと、スタートできません。自分と戦わないと「繰り返し繰り返し」ものごとを行うことができません。

まず、この週末、来週と何をやるか目標を設定してください。夢とは、すごいことではなく、今まで出来なかったことが出来るようになることを、夢の実現と呼んで良いのです。


最近のTVCMで大好きなのが、イチローの「少しずつ過去の自分を乗り越えてきたんだよ」です。過去の自分を乗り越える。私は、昨日の自分を乗り越えたのだろうか? むしろ退化しているのではないだろうか。
イチローのような努力が出来る人が、「魂を磨ける」人なのでしょう。繰り返し繰り返し目標に向かって決めたことを実行できるよい習慣を身につけた人が「魂を磨ける」人なのでしょう。

私もまだまだ半人前です。一緒に修行しましょう。

仕事しか人間を強くすることはできません。遊びでは無理です。人との出会いが人間を強くする? 成長に向けて努力をしていないと、どんな人間と出会っても、その人を「観じる」ことができません。 働いて働いて働きぬきましょう。わが社の理念はそこにあります。期待しています。いつも感謝しています。


イントラに入れたミーティングの日程に一部誤りがあったので、下記しておきます。(すべて13時)
6月29日(金)、8月3日(金)、8月31日(金)9月28日(金)です。

さあ、誰にも負けない6月をつくりましょう。

                                                                                                                             以上

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このページは、宝徳 健が2007年5月25日 08:25に書いたブログ記事です。

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