教育勅語解説

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   毎朝、神棚を拝礼したあと、般若心経と教育勅語を声を出して読んでいます。とてもいい。今日は、「博愛、衆ニ及ボシ」です。
 とても大切なことですが、まずは、近きを愛し、それを遠くに広げていくことが博愛の方法です。自国を愛さず、他国を愛するなどもってのほか。日本のことを知らず、英語を話せても、何にもなりません。小学校から英語教育??? その前に国語と「正しい歴史」ですね。
 なお、教育勅語を解説していますが、私自身できていないことばかり。ひよこクラブの仲間と修行中ですが、まさに教育勅語の考え方が必要だと痛感しています。
   博愛とは「わが身をつねって人の痛さを知れ」です。結果を求める、ギブアンドテイクでは絶対にダメです。論語にもあります。子貢が、孔子に「死ぬまで守るよいことで、一言で言えるものはありますか」と問います。孔子は答えます「其れ恕か。己の欲せざる所は、人に施すなかれ」(それは、思いやりだ。自分がされて嫌なことは他人にしてはいけない)。
 ただし、ひとりの人間の博愛には限度があります。ある本では、博愛の方法として以下のように書いています。

「博愛を行うに、先後緩急の順序あり。まず、近木により遠きに及ぼすことに注意せざるべからず。
 己の親及び兄弟を愛せずして、他人の親及び兄弟に篤きは背徳なり。自国民のことを顧みずして他国民のためにするがごときは、売国奴としてこれを許さず。自己に敬虔の深き者に十分の義務を尽くすと同時に、余力を以っ博く他人を愛すべし。
 もし仮に、愛に順序なく、万国民を愛せざるべからずとせば、忠君愛国の優秀なる道徳的感情は何によって維持するのか。国民道徳は、忠君愛国を以って第一位とす」

 今の日本にとっても必要なことです。自国を愛して何がわるいのでしょうか?

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このページは、宝徳 健が2007年5月 8日 01:28に書いたブログ記事です。

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