教師もゲームをします。学生時代にストロークに問題があり、あまり人から好かれず、友人もできなかった場合、ストロークを求めて、生徒とゲームを演じます。
☆友達のゲーム
生徒と必要以上になれなれしくなり、教師よりも友人になろうとします。高校時代、優秀な若い新任の先生がきました。「ボクは君たちと友人になりたい」。いかにも見るからにか弱い人でした。何かあるとすぐに悩みます。つまりラケットをします。自殺してしまいました。重度のゲーマーでした。誰かメンターが必要だったのでしょう。部活の副顧問だったので、たまらなく悲しい思いをしました。
☆何でもいいなさいのゲーム
何でも話せる、何を言っても咎めない教師というイメージを与え、生徒の自由な表現を促します。他教師の悪口から両親の性生活まで、あらゆる情報が入ってきます。教師自身は優れたカウンセラーを自負していますが、生徒の方は、次第に「好奇心の塊」にすぎないことを見抜いていきます。
☆温室のゲーム
生徒の生育歴や外傷体験などに多大な関心を示し、同僚の教師達と、あたかも重箱の隅をつつくようなディスカッションをすることを好みます。文献で似たようなケースが見つかると、鬼の首でもとったように喜びます。でも、その知見は、生徒の役には立ちません。
先生が演じるゲームは、生徒に見破られ、生徒からの評価が落ちるものばかりです。会社の組織や上司・部下の関係も同じですね。
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