ゲーム分析

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   前回、ラケットの解説をしました。似たような言葉に、ラケット感情というものがあります。少しだけ意味が違います。ラケット感情とは、ラケットをしながら、途中、または結果として、あるいはゲームの結果として生じる感情で、自分自身をディスカウント(値引き)するプロセスと結びついています。悲しみ、自責の念、憂うつ、イライラなどを、こちらからみると、なんでそこまで、というぐらい、過剰に反応し持続する事を言います。
 よく似た言葉に「スタンプ」があります。たとえば、非常に怒りっぽい人が、怒りを我慢して我慢して耐えに耐えて、いやだなと思いつつ怒らないで、あるラインを超えたら、爆発するものです。買い物で景品のスタンプが貯まるようなものなので、スタンプと言います。私は外では絶対にしませんが、家ではよくやります。ゲームやラケットの対策は次回述べます。
   さて、教育現場のゲームを述べていますが、最近では、親がゲームをするケースも多々ありますね。難癖をつける親。これは、「さあ、つかまえたぞ、このやろう」のゲームです。
 前回の続きです。たくさんありますね。

☆何とかしてあげたかっただけなのに
 これは、コンサル現場でも頻繁に起きます。おせっかいやきです。たとえば、教師は親身になって、生徒の役に立とうとします。遅れたレポートの大半を教師が書いたり、生徒を自分の下宿のに泊まらせて主管を見たりします。でも、生徒はさほど感謝せず、教師は頭をかしげます。
 企業の現場はどうでしょうか? たとえば、しょっちゅう遅刻してくる人がいます。 朝、電話をしてあげたり、迎えにいったり。でも、当の本人は、「うすのろゲーム」か「さあ、つかまえたぞこのやろうゲームの相手役」を演じていますから、感謝も何もしません。「キック・ミー」かもしれません。何回電話しても、ちゃんとならない。そのうち「ばかやろー」。困ったもんです。

☆はい、でものゲーム
 何回も出てきていますね。

 まだ、たくさんありますが、このくらいに。教育という分かりやすい現場を通して例を述べてみました。
 次回は、ゲーム対策です。楽しみにしてください。何か参考文献をという方が多くいらっしゃいます。エリック・バーンの「人生ゲーム入門」はちょっと難しい。交流分析の簡単な本を一冊読んで、その後、以下の本が分かりやすいかも。

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このページは、宝徳 健が2007年5月25日 05:17に書いたブログ記事です。

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