どの解説よりわかりやすい大祓詞

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   第四回目です。どうでしょうか? 大祓詞は?
 日本の国がどのように治められていったかという精神が刻まれています。無政府主義という混乱はありえません。としたら、そこに住む人間は、何かしらの理念と形態を共有する必要があります。日本では、それが、皇室を中心とした、一体感のある大人の社会なのです。世界に冠たるわが国の文化を今一度、わたし達が勉強しなくてはなりません。
 そうではないというのであれば、わたし達が新しい国づくりをする必要があります。でも、今のわたし達日本人にそんな力はないでしょう。国家という概念を勉強していないからです。

此(か)く依(よ)さし奉(まつ)りし四方(よも)の國中(くになか)と大倭日高見(おほやまとひだかみ)國(のくに)を安國(やすくに)と定(さだ)め奉(まつ)りて 下(した)つ磐(いは)根(ね)に宮柱太敷(みやばしらふとし)き立(た)て 高天原(たかまのはら)に千木高知(ちぎたかし)りて 皇御孫命(すめみまのみこと)の瑞(みづ)の御殿仕(みあらかつか)へ奉(まつ)りて 天(あめ)の 御(みか)蔭(かげ)日(ひ)の御蔭(みかげ)と隠(かく)り坐(ま)して 安國(やすくに)と平(たひら)けく知(し)ろし食(め)さむ國(くぬ)中(ち)に成(な)り出(いで)む天(あめ)の益人等(ますひとら)が 過(あやま)ち犯(おか)しけむ種種(くさぐさ)の罪事(つみごと)は天(あま)つ 罪(つみ)國(くに)つ 罪(つみ)許許太久(ここだく)の罪出(つみい)でむ

このように、平穏に治めなさいと御委託を受けられた四方の国土の中心として、大和の国の陽が高く照り輝く美しい地に都を定められ、地中深く土台石の上に太い柱をどっしりと差し立て、屋根の上につける千木(ちぎ)は大空に高々と聳(そび)え立たせ、皇御孫命(すめみまのみこと)・天皇の、荘厳で立派な宮殿をお造り申し、強い天日の覆(おお)いとして宮殿にお住みになり(天津神・天照大神の御神力をうけて、その御加護のもと)平和で無事な国家としてご統治なされようとする国土の中に、年代が経(た)つに随って、自然に生まれ、益々殖えていく国民たちが、知らない間や故意に過ち犯した数々の罪悪は、天つ罪・国つ罪など沢山な罪が現れるでありましょう。

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このページは、宝徳 健が2007年6月26日 01:20に書いたブログ記事です。

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