今日は、疾戦編です。絶体絶命の時の逃れ方です。どんなにピンチに陥っても、やみくもに戦うのではなく、きちんと作戦を立てます。兵法の極意は、無理なく
自然に勝つこと。兵士の勇猛さに過大な期待はかけません。窮地は必ずあります。そんなときは、兵士の勇猛さをフル活用します。ですから、普段の教育が必要
なのですね。
武王(以下、武)「敵軍に包囲されて進退ともに窮し、そのうえ糧道も断たれたときは、どう戦えばよいか」
太公望(以下、太)「これは最悪の事態です。迅速に反撃すれば勝てますが、ぐずぐずしていたのでは自滅あるのみ。こういう場合は、四隊の突撃隊を編成し、戦車、騎馬で混乱させてから、一気に攻撃を加えるのです。これならたやすく包囲を突破できましょう。」
武「包囲を突破した勢いに乗じて、一気に勝敗を決するにはどうすればよいか」
太「左軍は左から、右軍は右から、それぞれ一斉に撃って出ます。ただし、深追いしてはなりません。それに呼応して、中軍が中央から波状攻撃をかけるのです。これなら、どんな大軍でも敗走させることができるでしょう」
太公望(以下、太)「これは最悪の事態です。迅速に反撃すれば勝てますが、ぐずぐずしていたのでは自滅あるのみ。こういう場合は、四隊の突撃隊を編成し、戦車、騎馬で混乱させてから、一気に攻撃を加えるのです。これならたやすく包囲を突破できましょう。」
武「包囲を突破した勢いに乗じて、一気に勝敗を決するにはどうすればよいか」
太「左軍は左から、右軍は右から、それぞれ一斉に撃って出ます。ただし、深追いしてはなりません。それに呼応して、中軍が中央から波状攻撃をかけるのです。これなら、どんな大軍でも敗走させることができるでしょう」
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