悪人正機(７月１５日の日誌)

   その有名な一説に『善人なほもて往生をとぐ、いはんや善人おや」というものがあります。それを要約したのが今日のタイトル「悪人正機（あくにんしょうき）」です。私は、この意味が最初なんのことかわかりませんでした。
　事実、北陸の地で蓮如が悪人救済の布教をしていたとき、「悪いことをしても救われる」と勘違いした大衆は、無謀な振る舞いに出たという歴史的な事実があります。蓮如はそのために厳しい掟を発布しました。
　仏様は、人間をみんな平等に愛します(仏の愛を慈悲といいます）。でも、少し人間と違って、出来の悪い子に眼をかけられるのです。良い子はほおっておいても育っていきますから。
　でも、考えてみてください。出来の良い人なんてそんなにたくさんいるんでしょうか？自分が善人だなんて思い込んでいるうちはまだ未熟で、自分の欠点を知 り、未熟を知った時ほど、仏に救ってもらえる正しい器になったと解釈されるのではないでしょうか？　これは私の解釈です。浄土真宗の和尚さんと会う機会が あったら聞いてみてください。ちなみに仏は自分の体内にいるそうです。

【昨日の私】
朝ごはん：余呉湖荘の朝ごはん　バイキングでした
昼ごはん：息子をＷさんのお店で髪切ってもらったあと、近くのイタ飯に。彼はピザ食っていました。
夜ごはん：息子とお好み焼きを食べに行きました。

　ルーティンやったり、ブログを書いたりです。