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ひよこクラブのみんなと暗唱している「心構え試験 中級 論語編」です。五月号です。「里仁第四(りじんだいし) 「仁」ということ」。
今日は、ふたつ紹介します。
26. 子曰わく、荀(いやし)くも仁に志せば、悪無きなり。
かりにも人を思いやり、世のため人のために尽くそうとする志す人であれば、心は悪に染まることはない。
荀(いやし)くもは、「仮にも」ということです。これは、解説不要ですよね。
27. 子曰わく、士、道に志して、悪衣・悪食(あくいあくしょく)を恥ずる者は、未だ与(とも)に議(はか)るに足らず。
先生がおっしゃった。人としての学びを志した者が、自分の着るものや食べ物のみすぼらしさを恥ずかしいと思うようでは、まだまだともに人の道を語 るまでには至っていない。
簡単なようで、そうではないですね。人間は、人よりも良い生活をしたいという欲望にかられます。また、道を志す中で、天は必ず、とてもしんどい思 いをさせてくれます。相田みつをさんなどは、生前、お米も買えない苦しさだったそうです。論語は、簡単なことをズバッと教えてくれます。
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