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ひよこクラブのみんなと暗唱しています「心構え試験 中級 論語編」です。今日は3つ紹介します。朝、、古典に触れるのはとても良いですね。
31. 子曰わく、父母在(い)ませば遠くに遊ばず。遊ぶには必ず方(ほう)あり。
老いた父母がいるうちは遠くに遊びに行かないようにする。遊びに行く時は必ず行き先を告げること。
昔の旅行は、交通や情報伝達手段が発達していませんでした。だからこんな表現になりますが、交通や情報伝達手段が発達した今でも、ふらっと出て 行ったら帰ってこない。行き先も告げないという人はいるおのです。ささやかな「考」の実践をしましょう。親に心配をかけない。
32. 子曰わく、父母の年は知らざる可(べ)からず。一(いつ)には則ち以て喜び、一には則ち以て懼(おそ)る。
先生がおっしゃった。お父さん、お母さんの年は覚えておきなさい。一つには年を数えて長生きを喜び、一つには老い先を気遣うために。
当たり前のことのように聞こえますが、祖父母、父母の生年月日を知らない人が多いことには驚かされます。「仁」の実践とは、もしかしたら、当たり 前のことなのかもしれません。
33. 子曰わく、約を以て之を失う者は鮮(すく)なし。
何事もつつましく、控えめであれば、過ちを犯すことは少ない。
物を倹約したり、言動をつつしみ、控えめにするということです。これは、私には、かなり耳に痛い言葉です。
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