福岡高校テニス部日誌

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 今回は、小山君です。長い文章です。「カワノ」というのは、福岡高校硬式テニス部御用達のテニスショップです。分割払いもきいたりして、とても重 宝したお店です。ここの奥様はけっこうきれいな人で、私たちのあこがれの一人でした。

 靴もなかなか良いものが買えませんでした。私も、2600円のスイングベアという安い靴をインターハイまではいていました。柳川商業にいくと、 メーカーからの至急品である、コンバースをはいていました。ガットも私たちは、ビニールガット。柳川は、シープ(ひつじ)の最高級品です。当時の柳川に は、経歴詐称で辞任した、民主党の古賀潤一郎議員がいました。

 アグネス・ラム、なつかしいですね。

昭和51年11月20日  曇り時々しぐれ  小山

ボール数:ストロークボール・・・6カンと思います その他多数

練習内容:ストローク、スマッシュ、試合(ダブルス6チーム)、振りまわし
       トレーニング(サイドステップ~ニージャンプ~ダッシュ、おんぶ、肩車、馬とび9

欠席者
2年 磯野さん
1年 なし

感想
 今日はダブルスの試合がたくさんあった。見るのにつかれた。また明日も見なくちゃいけないのかと思うと、うんざりする。人のプレーを見るのは勉強になる と思うが、こうも多くつづけざまに見てはたまらない。飽きる。明日が試合というのでトレーニングは早く終わった。振りまわしのとき、どうしても前かがみで ボールを打ったり、走ったまま打ってしまう。こういう悪いクセは早く直したいと思うのだが、考えるのと実際にやるのとはちがう。ラケットの長さが10mぐ らいあると、どんなボールでもとれると思うのだが、今のところ、どこの会社もそういうラケットを作ってはいない。

 そうだ、帰りにカワノよって、テニスシューズをかおうとした。今はいているやつは、ボロボロになってしまって、くつ下が直接地面につくくらいひど いものだった。店へはいってみると、いい靴があった。\5000以上したので将来(10年先ぐらい)に買うことにして、安い\2600のヨネックスをかっ た。\5000のやつと同じガラだが、革の厚さがうすい。半年とたたぬうちにボロボロになるだろう。しかし、お年玉でまたカッコイイのを買ってやる。今ほ しいものがたくさんあるので少なくとも\3000(総額9はほしい。が、この不景気の時代にそんなにくれる人がいるのだろうか? ある友人は年末にお正月 の郵便ハガキの区分けと元日の年賀状くばりのアルバイトに行くそうだ(1日\4000はカタイそうだ)。うらやましい。

 僕もこうなったら、浅チン家のダイヤを盗んで質に入れて金にしようと思う。ビー玉よりは高く売れるだろう。"金は天下のまわりもの"というが、僕 のところにはいっこうにまわってこない。どうしたことだ。

 今日はなぜか2ページに突入する。近ごろは冬が近づいてきたせいか、朝晩の冷えこみがはげしくなった。朝おきるのがつらい。考えてみたら、最近と いうか、ここ1ヶ月間くらい僕は朝練をやっていない(というと朝練を以前はいつもやっていたかのように聞こえるが、1ヶ月に1~2回程度の出席率。しか も、ボールが壁を空しくたたいて終わる程度のものであった)。僕は郡部や市内練習の連中とちがって、一番いい条件にあるのだから、朝練参加、部室そうじん も堂々の参加をしていいはずなのだか、空しくも目ざましベルが鳴って1時間してから目がさめた。来たときには何もかもが終わっている。今日も、朝にコート 整備があったそうだが、昨日休んでいて知らないとはいえ、日頃、早く来ることを心がけていれば間に合ったことだ。今日の朝だって、一応6:30に目はさめ たのだ。(前の部誌を読むと、ダチャンなんかはニワトリより早くおきるそうだ。そんな人と比べると6:30という時間はぜいたくだと思う)。
 
 ジリリジリリ・・・と6:30にセットしておいた目ざまし時計が鳴った。パチ。目がさめる。す早く目ざましとつかんで壁にたたきつける。グワシャ。冗談 のつもりだったが、一音のもとに目ざましはくだけてしまった。時間の観念がないのは空しいことだとわかってはいるが、そうはうまくいかない。いけない。 もっと早く起きている人もいるんだ。明日からは目ざましのかわりにニワトリといっしょにねよう。コケコッコー。

 話は変わって、アグネス・ラムが来日した。彼女は正月の元旦に放映される「新春かくし芸大会」に出演するんだそうだ。10時から放映された教育番 組で、アグネス・ラムの水着(バラバラに切りきざんだもの)を2名の方にプレゼントするといっていた。あんなもののどこがいいのだ。たかが乳バンドじゃな いか。そういうことをするから、日本の文化は低俗だといわれるんだなどといいつつ、自分も応募ハガキをポストの中に入れた。いけない。試験が近づいている んだ。学生の本分は勉強だ。その勉強するエネルギーを得るには、すい眠が一番だ。おやすみなさい。グーグーグー。

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このページは、宝徳 健が2009年5月17日 03:46に書いたブログ記事です。

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