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昨日に引き続き、久坂玄瑞の歌を紹介します。
いくそたび くりかへしつつ 我が君の みことし読めば 涙こぼるも
文久三年二月十八日 孝明天皇から攘夷の勅諭が下されました。「いくそたびくりかえしつつ」読んだ「みこと」が詠われています。感動で涙がこぼれた
のでしょうね。志士たちの行動の中心になった心情です。
では、拙首です。
あちこちに うつりにけりな 人心 定めたるには いかなることを
欲望がたくさんあるので、「コロコロ」変わるから「こころ」といいます。「一(ひとつ)」に「止める」にはどうすればいいのでしょうか。「一」に 「止める」から「正」と書きます。
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