このシリーズは左下のカテゴリー「和歌」に格納されています。
今日から、大東亜戦争 戦没学生の歌を紹介します。松吉正資さんの歌をしばらくシリーズで。
松江の友に
うららかに 日はてらせらど うすさむき 空気のうごき 身のやすらはず
夏空に 熱こそなけれ 吾がこころ さびしきまでに はれしみ空よ
胸ぬちに ひそめし思ひ み空ゆく 雲の一ひら とらえむすべなき
せきあぐる 思ひにたへず 疲れたる 身をうつぶして 夜は嘆きし
つたなけれど 歌よみゆけば ようやくに 心安らぎ 息つく心地す
雲見つつ おもひかよはせ 北国に 泣きみわらひみ 生くる友らよ
うるはしき 吾が里めぐる 山脈(やまなみ)に 日の傾(かたぶ)けば ひたにしぬばゆ
青年の心の葛藤を友に送っています。この方は二十三歳で亡くなっていますが、今の 私たちよりもよほど大人ですね。
さて、拙首です。
進め進め 目の前にある 障害を 何するものぞ 敵は己なり
IWさんのマネジャーミーティンをしました。見えてきたね。手法やノウハウではなく、人間力だということが。一緒に、一生かかって、この最大の敵 である自分に打ち勝っていこうね。
コメントする