戦国策

| コメント(0) | トラックバック(0)
  このシリーズは左下のカテゴリー「戦国策」に格納しています。シリーズでご覧になりたい方はどう ぞ。

 甘茂(かんぼう)と秦の武王が約束をしたところまででした。

 息壤における約束です。

  甘茂は宜陽の攻略にかかりました。でも、五ヶ月たっても攻め落とせません。案の定武王の側近が、武王に攻撃中止を進言しました。側近の意見に心を動 かされた武王は、甘茂を呼び寄せて中止を命令しました。甘茂は、武王に詰め寄りました。

「息壤をお忘れか」

「そうであった」

 王は全兵力を投入して、甘茂に攻撃を続行させました。宜陽はついに落ちました。

 古代中国では、下手をすると、殺されるところまでいきます。こうやって身の安全を守る術も必要だったのです。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/686

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2009年6月 6日 11:35に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「和歌」です。

次のブログ記事は「人の批判・非難をしない(6月5日の日誌)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。