大正天皇の御製を紹介します。
たらちねの みおやの衣 さらしつつ うら悲しさの まさる頃かな
朝鮮を併合したことが民族的にいいとか悪いとかを議論しているのではなく、正しい歴史を知ることが大切であることを述べています。決して植民地ではあり ません。日本国民の税金を惜しみなく朝鮮に投資したのです。朝鮮を豊かな国にしないと、対ソビエト防衛がならなかったのです。当時、ソビエトは朝鮮の占領 をもくろんでいました。歴史にもしはいけませんが、もし、日本が朝鮮を併合していなければ、韓国も北朝鮮も国自体が、現在ないのでは?
この共産主義の脅威はすさまじいもので、アメリカは大東亜戦争後はじめて気づきます。マッカーサーは、アメリカの国会で、「日本のあの戦争は自衛 のための戦争だった」と明言しています。敵国の大将がです。気づくのが遅すぎます。
なぜなら、大正十年には、ワシントン会議が開かれ、英米は、日本いじめをはじめます。有色人種が世界の五大国になることが彼らにとっては、許され なかったのです。そして大東亜戦争とつながっていきます。私がこういう歴史事実を書くと、右翼的な発想だとか、思想的だとか、偏っているとかおっしゃる方 がいらっしゃるのですが。私は、「事実」を述べています。「事実を述べて」、思想的とか偏っていると考える人が多いこと自体に、この国の自虐的な悲しい環 境があります。そういう方々の方が、偏りすぎています。今の日本の最大の課題は、経済でも環境でも、少子化でもなく、国民が正しい歴史を知ることです。
大正天皇の御製は引き続き紹介しますが、歌にその頃の変化を感じた悲哀が表現されています。「たらちねのみおや」と詠まれたのは明治天皇のことで す。残された記念の衣を虫干しされつつ、世の様の移り変わりをお嘆きになられました。当時の人心は、明治天皇が警告されたごとくになりました。第一次世界 大戦は日本に成金主義をもたらしました。大正天皇は、明治天皇のことを思い出されながら、そのことをお嘆きになったのです。いつの世も変わらない、皇室の すごさですね。
では、拙首です。
白鷺が みごとに映える 青田は 豊葦原の瑞穂の国よ
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