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昭和天皇の御製を紹介します。
風さむき しもよの月に 世を祈る ひろまへ清く うめかをるなり
昭和二十年の御製です。戦争末期、国難をきわめた正月の歌会始の歌です。きびしい風霜にさらされて、ひたすら「世を祈り」ます。緊張感が感じられます。苦しい御心であられたのでしょう。
では、拙首です。
柿の実が ちいさいながら 生きている まだ夏なのに 秋を感じて
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