和歌

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 昭和天皇の御製を紹介します。
 
 樺太に 命をすてし たをやめの 心を思へば むねせまりくる(昭和四十三年)

   戦後、ソ連は日ソ不可侵条約を破るだけではなく、日本が終戦宣言をした後に、日本に攻め入りました。そのときに、樺太の真岡電話局を最後まで死守し、ソ連の艦砲射撃の中でキイをたたき続けた九人の女性がいました。そのうら若い乙女達を詠まれた歌です。
 女性達は最後に「これが最後の通信となります。みなさんさようなら」と打ち、自決しました。この話を靖国神社の遊就館で知ったとき、涙が止まりませんでした。戦争は負けてはいけないのです。
 戦後六十年以上経って、未だに自国の領土が取り戻せない。それだけではなく、竹島の韓国による不法占拠(実効支配ではない!)、尖閣列島問題。戦争放棄 が、本当に平和に結びつくと信じている多くの人たちは、自分達の考え方が自国に不幸をもたらすということを良く考える必要があります。戦争はしないほうが いい。でも、負けてはいけない。また、軍事力をもたなければ、戦争をせずにすむ、外交ができません。私達は、自国の領土も取り戻せない国民であることを自 覚する必要があります。


 では、拙首です。

 月替わる ごとに咲く花 違い観る 北の大地の 日々の豊かさ

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このページは、宝徳 健が2009年7月20日 00:27に書いたブログ記事です。

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