和歌

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 万葉集の恋の和歌を今日も紹介します。

 君が行く 道の長手を 繰り畳ね 焼き滅ぼさむ 天の火もがも
 (あなたが行く長い道のりを折りたたんで燃やしてしまう天の火が欲しい)

 これは、罪を負った夫が越前に流されるときに妻が詠んだ歌です。これほど愛されると男はたまらないですね。現代日本人の男女間には、ほとんど残されていない情愛です。

 では、拙首を。

 行き詰まり 道がわからぬ その日こそ 眼には視えぬが 新たな道が

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このページは、宝徳 健が2009年10月25日 08:30に書いたブログ記事です。

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