このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
万葉集におさめられている、聖武天皇の御製を紹介します。
橘は 実さへ花さへ その葉さへ 枝に霜降れど いや常緑(とこのは)の樹(き)
万葉集におさめられている、聖武天皇の御製を紹介します。
橘は 実さへ花さへ その葉さへ 枝に霜降れど いや常緑(とこのは)の樹(き)
「橘は、実さえ、花さえ、その葉さえも生命力に満ち溢れ、枝に霜が降っても 変わらぬ常緑の樹だ」
昭和天皇の御製に次のものがあります。戦後すぐの占領下の御製です。
ふりつもる み雪にたへて いろかへぬ 松ぞををしき 人もかくあれ
絶望的な過酷な状況の中で、国民のために詠っていらっしゃいます。日本人のなんと幸せなことでしょうか。聖武天皇の御製にもきっとそのような想いが込められているのでしょう。
では、拙首です。
人のことを 述べるわが身を 振り返り なさけなくなる 我の姿が
昭和天皇の御製に次のものがあります。戦後すぐの占領下の御製です。
ふりつもる み雪にたへて いろかへぬ 松ぞををしき 人もかくあれ
絶望的な過酷な状況の中で、国民のために詠っていらっしゃいます。日本人のなんと幸せなことでしょうか。聖武天皇の御製にもきっとそのような想いが込められているのでしょう。
では、拙首です。
人のことを 述べるわが身を 振り返り なさけなくなる 我の姿が
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