戦国策

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 楼緩(ろうかん)の話を聞いた趙王は、次に大臣の虞卿(ぐけい)に尋ねます。
虞「それはおためごかしです」
王「というと?」
虞「秦は攻めあぐんで引き上げたのでしょうか? それとも、兵力に余力を残しながら、同情して攻めなかったのでしょうか?」
王「余裕がなく、攻めあぐんで引き上げたにちがいない」
虞「秦はどうしても攻めきれず、攻めあぐんで引き上げた。それをこちらから与える。これでは自分で自分の首をしめるようなものです。来年また攻められたら、もはや手のほどこしようがありません」


 さあ、ここで趙王は虞卿の言うことに納得して、また楼緩にこの後、尋ねます。ねっ、鳩山みたいに優柔不断でしょ?

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このページは、宝徳 健が2009年12月20日 10:17に書いたブログ記事です。

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