未来日本昔話その33(1月27日の日誌)

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 この日誌は右のカテゴリー「ひよこクラブ」に格納されています。今日の前置きは長くなるので、ああ、ここにこんな記事があったなあ、何かの時に参考にしようという程度で流してください。それよりも、後段の未来日本昔話をお読み下さい。

 最近、仏事に触れることが続きました。叔父の四十九日、そして、その時に泊まった姉の家の仏壇が浄土真宗西本願寺派、IWさんの会長のお通夜に参列しましたが、浄土真宗東本願寺派(真宗大谷派)でした。叔父は、曹洞宗です。般若心経に始まる仏事でした。

 私の家は浄土真宗東本願寺派です。母が亡くなった時、浄土真宗であることは分かっていたのですが、西本願寺派か東本願寺派かが誰にもわかりません。まあ、分かりやすく言えば、豊臣秀吉が本願寺を保護し、それが西本願寺に、豊臣の世が終わったときに、徳川が対抗上保護した真宗が東本願寺なのです。

 母の葬儀の際に、父が「お西さんだ(西本願寺)」と言いました。その通り、進めて行くと、父の姉(私の伯母)がお通夜に来て「何を言ってるの。お東さんよ」と言いました。あとの祭りです。何が違うかって? まあ、厳格にはどちらでもいいのですが、仏壇の中の掛け軸が違うのです。浄土真宗では掛け軸が仏壇の中に三枚飾られます。お西さんの多くは(ほとんどは)「中央に阿弥陀如来」「右に親鸞聖人の絵」「左に蓮如上人の絵」が飾られます。お東さんは、中央の阿弥陀如来は変わりませんが、「左に九字名号(南無不可思議光如来)」「右に十字名号(帰命尽無碍光如来)」の文字掛札が飾られます。

 九字名号とか十字名号とかは、どういう意味って?長くなるから簡単に。この他に六字名号があります。これは、有名な「南無阿弥陀仏」です。これは、自己都合を捨てて、阿弥陀如来に全ての身を投げ出しなさいという真宗の他力本願を顕した言葉です。この阿弥陀如来というのは、どの如来(仏)もかなわない力の光を持っています。その光は十二個あり、阿弥陀如来の十二光と呼ばれています。

無量光(むりょうこう):量的・時間的に無限の光
無辺光(むへんこう):偏らない光
無碍(礙)光(むげこう):障害する者がない光
無対光(むたいこう):比べるものがない光
光炎玉(こうえんぎょく):光の王者、やきつくす王者
清浄光(せいじょうこう):あらゆるものを清める光
歓喜光(かんきこう):喜びを与える光 時間の経過による色あせがない
智慧光(ちえこう):自分自身の本当の姿がみえる
不断光(ふだんこう):休みなく働く光
難思光(なんしこう):考えも及ばぬ光
無称光(むしょうこう):誉め言葉が見つからない光
超明光(ちょうめいこう):太陽や月でさえその輝きを失う光

 九字名号の「不可思議光」、十字名号の「無碍光」はこの十二光のそれぞれ、または組み合わせたことを顕しています。とにかく、阿弥陀如来は光の仏。どんな影をもつくらない、どんな悪事をも照らし出す如来です。

 さて、本題に。シリーズ未来日本昔話です。欧米の植民地支配のひどさを話し合っています。


「おばあちゃん、英国のインド支配以外の欧米のアジア諸国に対する植民地支配はどうだったの?」
「今日は、その話をしようね。オランダが三世紀半支配したインドネシアも共通語をも持たなかったの。母国語を失うとその国は骨抜きになるからね。大東亜戦争が終わったときも、GHQは日本語を廃止しようとしたのよ」
「えっ、そうなの?」
「そうよ。でもね、国民の中にある天皇陛下の存在があまりにも偉大だったの。だから、日本の文化を崩壊させると、暴動が起きるとGHQは考えたの。」
「天皇陛下って、ほんとうに偉大だね」
「かつての戦後日本人は誰も言わないけど、欧米人がはっきりと言っているわ。戦後の日本の復興は天皇の存在があったからだと」
「なんで日本人だけ知らなかったんだろう。日本の素晴らしさを」
「教育の荒廃さ。でもね、まさる、ここに凄い事実があるんだよ。日本軍が東南アジアに駐留する欧米軍と戦って、どんどん、アジアの民族を解放していったのね。そして、インドネシアからオランダを追い出した日本は、ジャワ語を共通語に採用したの。学校も作ったの。そして、たった三年で定着させたの。オランダは日本が戦争で負けたときに、またインドネシアを支配しようとして戻ってきたの。でもね、オランダ支配のきには「反抗を知らなかった民」が、戦後、オランダと四年間も戦い抜いて独立を勝ち取ったのよ。これは、共通言語を持った民族意識の高まりからなの」

「へー。じゃあ、日本はよいことをしたんだ」
「当たり前じゃない。そりゃあ、中には暴力を振るう日本人もいたかもしれないけど、ほとんどがよいことをしたのよ」
「じゃあ、おばあちゃん、日本は戦争の時に、アジアの国と戦ったわけじゃないんだね」
「教科書はそんなうそを教えるけどね。アジアで、欧米と戦ったの。まさる、それにね、戦後インドネシアに残った日本兵で、オランダに対する独立戦争をインドネシアの人と戦った人はたくさんいるんだよ」
「へー、知らなかった」
「だから、インドネシアは今でも、日本のことが好きなのさ。なんで、戦後、日本は外国に対して戦争のことを謝ってばかりいるのか、インドネシアの国の人は理解できなかったの。あんなに素晴らしいことをしてくれたのに」

「そうなんだ。今日は、びっくりすることばかりだな。その他の国は?」
「英国はビルマも支配したの。その手際は植民地支配の集大成ともいえるのよ。ビルマは単一宗教単一民族の国家だったんだけど、英国はまず国王をインドに流して、国民の求心力を抜いたの」
「じゃあ、今の、つぶれた日本の天皇陛下を退位させたのと同じジャン」
「そうね、日本の場合は、根強く天皇陛下を尊敬している文化があるから、国外には行かせなかったでどね。次に、インド人、華僑を送り込み、モン、カチンなどの山岳民族をキリスト教化して軍、警察など治安機関に据えたの。単一民族国家は一瞬にして多民族多宗教国家に変貌して、この国の主だったビルマ族は、農奴に落とされたの」
「怖いね。こんなじゃ、日本は侵略国家だったなんていうのが・・・。欧米の侵略ってすさまじいね」

「アジアの人は黄色人種だからね。人種差別さ。まだまだあるよ、英国は紙も統制したの。紙がないと、教育もできないし、意志伝達も難しくなるだろう。 これらを愚民化政策というのさ。こういうことによくもまあ、欧米国家っていうのは、情熱を注がれるよね。ある意味感心するわ。」
「ほんとうにひどい。当時はそういう状況だったんだね。じゃあ、アジアでたたひとつ、欧米に対抗していた日本は大変だったんだね」

「よいところに気づいたわね。まさる。そうよ。そうなの。その時代背景を知らなくて現代の感覚で、当時を論じてもだめなの。だから、欧米各国は当時の情勢など、口にも出さないだろう。まあ、長くなるから、今日はこれまで。明日はフランスの悪政を紹介しようね」
「あの~、おばあちゃん・・・」
「わかっているよ。おやつだよ。頭が良くても、やっぱりまだ10歳だね。今日のおやつは、パンにしたよ。お昼近いからね。飛騨高山にトランブルーというおいしいパン屋さんがあるんだけど、そこのパンだよ。たくさん買ったからたくさんお食べ。まさるの大好きなアイスティーも入れてあげよう」
「わーい。うれしいな~。いっただきま~す」

【昨日の行動検証】
朝ごはん:サンドイッチとホットカフェオレ
昼ごはん:寿司天ざるランチ
夜ご飯:スーパーで買った、すき焼き重弁当、出しまき玉子、ポテトサラダ、シューマイ

万歩計 4736歩 体重77.0キロ 

Ⅰ 行動
 4時起き。朝のおつとめ、ブログ、暗唱、読書して7時7分の岐阜発の電車で能登川へ。一日Fさんのところ。今 後の計画、必要なデータ整理、幹部会議、ASSスタッフミーティングなどをやります。合間で、今週の手帳を完成すること。今日も、リズムある一日になるの で、さぼるリスクはありません。→すべてイメージ通りですが、ふと気づきました。もっと負荷をかけないと、勉強や将来の行動計画のイメージが全然ありません。これでは成長しない。それに、自分の行動イメージはしているけど、例えば、会議等がどのように進むかなどの、イメージはしていない。これはダメ。まったくなっていないことに気づきました。自分以外の人との仕事があるときは、それがどう進むかというイメージもしていきます。ただ、Fさんと奥様ととてもよい打ち合わせが出来たことは書きとめておきます。

1.ルーティン

 11個(247/286 86.6%) 今日からは完結させます。

2.期日目標 (12/19 63.2%)

特にありません

3.年間行動目標  (今年はあと340日)
①読書 目標200冊  現22冊 残り178冊 巻末に読んだ本を書きます。 今回は「武士道」
②手紙 5000通 現在76通  残り4924通(14.5通/日)


Ⅱ 昨日の自分のベスト10
①ブログがちゃんと書けた
②KDさんから電話をいただいた
③Fさんとよい打ち合わせができた
④FさんとFさんの奥様とよい打ち合わせができた
⑤YMRさんと電話で話が出来た
⑥Fさんの幹部会議が具体的になってきた
⑦ASSがかなり退化していて新しい課題をくれた
⑧Wさんの体調が戻った
⑨KBTさんが電話をくれた
⑩続けて調べたら年賀状のお年玉切手が8通当たっていた

Ⅲ 昨日5回笑ったこと
①Wさんと電話で
②YMRさんと電話で
③Fさんといろいろ打合せしながら
④Fさんの幹部会議で
⑤KBTさんと電話で

Ⅳ 昨日5回感動したこと
①武士道を読みながら
②お年玉切手がたくさん当たった
③和歌を詠みながら
④雪に覆われた伊吹山を観ながら
⑤次々と新しい本に出合えていること

Ⅴ 昨日感謝したこと
①Fさんとたくさん話ができた
②Wさんの体調が治った
③KBTさんが電話をくれた
④YMRさんが電話をくれた
⑤SJさんが前向きに仕事をしてくれる
 
【今日の私】

Ⅰ 今日の一言
 慎独、事上磨錬

Ⅱ 行動予定
 今日は、ちょっと寝坊しました。朝のおつとめ、ブログ、暗唱、手紙を昼間でして。それから、書類整理等細かい仕事を昼食をはさんで14時までやります。その後は、ひたすら今日までの期日目標に取り組みます。勉強を必ず2時間してから寝ます。読書は1冊読み上げます。今日は「経営が苦しいときの給料の払い方」です。さぼりません。息抜きしません。残った期日目標は明日の昼までに片付けます。もし、「ふ~」という状況になったら、すぐにショート瞑想をします。

Ⅲ 期日目標(29日12時まで)
①ひよこ日程候補連絡
②ウィルコムTEL
③住所録チェック
④住所録一覧表依頼
⑤Oさんに書類を送る
⑥健康診断のグッズ等大阪に持って変えるものを決める
⑦Xチェンジ手紙
⑧資料整理
⑨士魂商才記事ふたつ
⑩Fさんへ相続関係必要書類一覧表を送る
⑪Ikさん準備
⑫HK連絡
⑬FさんのR社対策
⑭勉強計画の作成
⑮罫線のついたハガキをMDさんに送る
⑯複写ハガキの控えの申し込み方をMDさんに連絡する
⑰ウィルコムの契約内容を調べる
⑱IWさん相続枠組み
⑲Rさん枠組み
⑳バトルアンケート

 

Ⅳ 年間行動目標 今日の目標 
①読書 目標200冊  今日1冊
②手紙 5000通 現在76通 今日20通

※読んだ本
「ス カートの風邪(呉 善花(お そんふあ 角川文庫)」 「続スカートの風邪(呉 善花(お そんふあ 角川文庫)」 「感動を与えて逝った12人の物語  大津秀一著 致知出版社」 「小さな人生論④ 藤尾秀昭 致知出版社」 「人生に生かす易経 竹村 亜希子 致知出版社」 「民主党政権で中小企業はこう 変わる 八木 宏之 サンマーク出版」 「FPジャーナル 日本FP協会」 「財務諸表論」 「新ス カートの風邪(呉 善花(お そんふあ 角川文庫)」 「ハガキ道 坂田道信 PHP」 「ハガキ道に生きる 坂田道信 致知出版社」 「孝経 人生をひ らく心得 伊與田覚 致知出版社」  「月間致知2月号」「日本を弑(し)いする人々 PHP」 「企業診断ニュース 中小企業診断協会」 「月間出光」  「ピンクの紙の夢実現術」 「100%幸せな1%の人々」 「歎異抄入門」 「正法眼蔵入門」 「法華経入門」 「武士道 三笠書房」 現在22冊

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このページは、宝徳 健が2010年1月28日 10:04に書いたブログ記事です。

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