和歌

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 万葉集、大伴家持の歌を紹介します。

 初春の 初子(はつね)の今日の 玉箒(たまばはき) 手に取るからに 揺らく玉の緒
「初春の、最初の子(ね)の日、初子(はつね)の日である今日の玉箒(たまほうき)よ。手に取るだけで、ゆらゆらと音を立てる玉の緒よ」という意味です。

 正月三日の内裏における宴のために、家持が前もって読んでおいた歌です。

 では、拙首です。

 初春の 夜空に浮かぶ 満月と ともに競いし 星の輝き

 満月と星がきれいなお正月でしたね。 

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このページは、宝徳 健が2010年1月 3日 10:20に書いたブログ記事です。

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