和歌

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 万葉集、大伴家持の歌を紹介します。

 春の野に 霞たなびき うら悲し この夕影に うぐひす鳴くも
 「春の野に霞がたなびいて、もの悲しい。この夕影の光の中にうぐいすが鳴いている」

 家持は、こういう風に、人間が孤独であることの悲哀をよく詠います。和歌は、それを晴らす唯一のものとして。

 では、拙首です。

 梅とともに 春の訪れ 感ずるは コートを着ない 人の多さに

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このページは、宝徳 健が2010年2月25日 06:56に書いたブログ記事です。

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