和歌

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 万葉集、大伴家持の歌です。

 春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ娘子(をとめ)
 「春の苑の、くれないに咲いている桃の花のもと、道にたたずんでいる乙女よ」

 ひとりの女性を見ただけでこんな情景がわかる歌が詠えるのですね。もうすぐ桃の節句です。でも、実際には今の4月始頃なのです。旧暦に戻した方が日本人の完成が磨かれるような気がします。


 では、拙首です。
  
 わが魂 生かされずしは 自らの 行ひにあり つつしみ足りぬ

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このページは、宝徳 健が2010年3月 1日 05:44に書いたブログ記事です。

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